おがっちBlog
【おがっちBlog44】2023 今年の一文字
激動の2023年も残りわずか。
今年最後のブログは、私の今年を振り返り
その想いを一文字で表してみたいと思います。
スッと思い浮かんだのは「会」という漢字
でした。教職生活で、初めて「会津」地区に
赴任し、多くの方々と「出会い」、「会話」
から様々なことを学ぶことができました。
しかし、常に「会心」の笑みが出来た
わけではありませんでした。来年への課題です。
そんな中でも、「会心の友」に成り得る人物と
「出会え」たことは、私にとって来年の希望と
なりました。
さて、皆さんは、会津地方に、「会津三泣」
という言葉があるのをご存じですよね?
会津の人の“気質”を表したとされる言葉で、
その意味は、会津に来た人は、初め会津の人の
「よそ者」に対する厳しさに泣き、2回目は、
会津の人の温かな心と人情に触れて泣く。
そして3回目は、会津を去るときに離れることの
つらさに泣くというものです。
会津の人が持つどこか少しとっつきにくい
性格(勿論、全ての人に当てはまる訳では
ありません)と、一度仲良くなってしまうと離れ
がたくなるほどの深い人情を表した言葉です。
そんな私は赴任してから、1回目の泣きを
経験することなく、過ごさせていただいて
います。出会った方々は皆さんとても優しく、
広い心で接してくれます。そして、
嬉しいことに、既に2回目の泣きを
経験しています。
葵の生徒、保護者、教職員、同窓会、地域の
方々に支えられ 、温かな心と人情に触れて
います。ただ、会津の寒さに、私の心身は
大きなダメージを受けそうで、今から少々不安
です。(笑)
「縁尋機妙(えんじんきみょう)
多逢聖因(たほうしょういん)」
これは、安岡正篤師(哲学者、思想家)の言葉
です。良い縁が良い縁を呼んで発展していく
さまは、まことに妙なるものがあり、良い人に
交わっていると良い結果に恵まれるという
意味です。
今年1年、この言葉を改めて噛みしめる
私にとっては大切な年になりました。
生徒諸君、そして葵高校に関わる全ての
方々が、優しさと希望に溢れた年になる
ことを祈念しています。
ありがとうございました。
来年も、何卒よろしくお願いいたします。
【関漆器店 蒔絵年賀状 青龍】
【Jアラートが鳴った場合】
国民保護ポータルサイトの記載に従って、落ち着いて行動してください。
特に登下校の際に作動した場合は、十分に安全を確認した上で行動を開始してください。