先日取材していただいた、会津木綿を使用したファッションショー『会津木綿フェスタ』が、22日㈯に開催されました。来客は定員30名を超え大盛況でした。
企画した生徒は、1年次の出前講座で会津若松最古の「たけとう茶屋」の存在を知り、自身の興味があった会津木綿とかけあわせ、たけとう茶屋を会場にファッションショーを行うことで、若い世代にたけとう茶屋と会津木綿の魅力を伝えたいと考えていました。
イベントを企画したもののなかなかうまく進まず、くじけそうになった時もあったようですが、関わってくださった会津木綿クラフト作家の長嶺恵美さんや、たけとう茶屋オーナーの笠間和歌子さんのサポートもあり、ファッションショーを実現することができました。
当日は、モデルを引き受けた同級生たちとともに、観客からの「かわいい!!」という声を浴びて、終始満面の笑顔でした。
高校生世代の観客は本校在校生数名と残念な部分もありましたが、高校生に情報が伝わるよう、イベントの周知方法を考える必要がある。と、行動したからこその気付きを得ることができたようです。
今後も地域の方々と協働した学びを推進していきます。


本校と若松商家めぐりの会は、会津の伝統文化を知ってもらうことを目的として、連携協定を結んでいます。今月22日㈯、たけとう茶屋で「会津木綿を使って地域を活性化するには」という課題で探究活動に取り組んだ生徒の企画イベントが開催されます。
イベント開催にあたり、会津木綿作家の長峯さんとともに事前取材を受けました。


12月14日(土)は、2年生の葵ゼミ発表会が行われました。
約130名の来賓・保護者の方々がお越しになり、盛大な発表会となりました。

葵ゼミ週間最終日の本日、大会が重なり発表会当日に公欠となる合唱部の生徒たちの発表が、各ゼミごとに行われました。

12月14日(土)の葵ゼミ発表会へ向けて、今週は午後の時間帯が葵ゼミ週間となっております。
どの生徒も発表に向けて意欲的に準備を進めております。


「猪苗代湖を綺麗にするには?」という課題で探究活動に取り組んでいる生徒がいます。
先日、猪苗代高校の水質改善班とともに、猪苗代湖に流れ込む長瀬川や猪苗代湖の水を採取、PHやCODを測定するなどの水質調査を行いました。
他校の探究活動への参加は本校初です。
繋いでくださった一般社団法人Bridge for Fukushimaの沓澤さん、佐藤さん、単独でも参加したい!という本人の思いを尊重し、受け入れてくださった猪苗代高校のみなさん、ありがとうございました。
校外活動振り返りデータより
猪苗代高校の生徒の行動力に驚きました。
完璧でなくてもやろうとすること、完成させようと努力することに意味があるのだと分かりました。
猪苗代を綺麗にするということは難しいことだったので行き詰まっていましたが、完璧でなくとも自分なりの結果を出そうと思いました。


葵版トークフォークダンスと称し、2年生が1年生に向けて探究活動の中間報告を行いました。
1年生、本時の活動目的は、探究活動の流れを知り、自身の探究課題を考える。
2年生、本時の活動目的は、後輩への報告を通して、自身の探究の深まりを客観視する。

生徒の振り返りからは、ねらい通りの反応が読み取れ嬉しくなりました。次の行動に繋がると良いですね。
【1年生振り返り】
●何を探究するか、どのように検証するか、というのが先輩ごとに違っていて、どれも面白かった。先輩からのアドバイスで、「探究課題は自分が好きなこと、興味を持っていることについてがいいよ!」と言われたので、私が決める時に参考にしたい。
●先輩によって課題の分野も幅広くてまとめ方も多様でした。自分の長所をこの場で活かしている先輩がいて、実際に成果を出していて関心しました。自分はどんな探究をしようかと改めて考えました。深く探究し、実際に形として効果がでる探究活動をしたいなと思いました。
●先輩方の話を聞いてみて自分が出した課題とそれに基づく考えや解決方法などが誰にでも分かりやすく丁寧に結論づけていたり、分からないことがあったら自分に合わせて説明してくれるなど尊敬すべき先輩が多かったのと、話を聞いていて一人一人自由な考えをもっていて楽しく質問したり理解することが出来ました
●どんな探究課題かある程度予想していたが、話を伺った先輩全員ユニークで自分では思いつかないような、けれどたしかに気になる!といったとても興味深い内容ばかりで、参考になった。特に凄いなと思ったのは、地震対策について調べている先輩で、自ら模型を制作して耐久度を実感すると仰っていて、課題に対してとても真剣に取り組んでいるなと思った。
●先輩の発表を実際に聴くことで、自分が葵ゼミに取り組む姿や順序を創造できたし、自分が発表するときに気をつけることが何かを知ることが出来た。新たに学んだことを取り入れていきたい。
●課題がいまいち思い浮かんでいなかったのですが実際に先輩の話を聞き、どんな内容をどういう感じに課題にすれば良いかよくわかりました。身近な内容から大きく疑問が膨らんでいる姿を見て2年生を目標にこれからも頑張って行きたいです。
【2年生振り返り】
●QOL についての知名度がなかったらしい。なので話してる間も理解してもらえてるかどうかが気になった。この探究課題で勧めてきたが、今まで詰まっていたこともあったので、探究の内容を踏まえてもっと明確で楽しい追求をしたいと思った。もっと高校生の視点で考えていけたらいいなと思っています。
●発表してるうちに、矛盾しているところが出てきたり、言ってることがおかしいなと思ったことがあったので、改善したい。
●通りすがりの先生が1年生に、私の発表に対して質問したときスラスラと答えていたのでわかりやすく説明できたんだな、と実感し、自信がついた。
●やり方が縛られすぎているなと感じたので、もう少し柔軟に検証方法や仮説を考えようと思った。1年生からの意見が今までにないことばかりで、そのような視点もあるんだなと大きな収穫だった。貴重な意見をもらえて良かった。
●自分のやりたいことを再確認できた。そのことについて何も知らない人への説明はとっても難しかった。だけど伝わるように頑張って説明すると自然と自分の中で今までバラバラだった考えがまとまった。口に出すといいんだなあと思った。
葵ゼミ週間の4日(月)~8日(金)は、毎日2時間ずつ発表会に向けたプレゼン練習でした。とはいえ、まだまだ発表スライドの手直しも必要な様子です。


