【おがっちBlog22】声は時を超えて
2023年8月17日 10時00分先日、学校へ電話があった。
その声を聞いた瞬間、35年前の教え子だとわかった。
私が小学校の教諭として、2度目の担任をしたクラスの児童である。
現在、40代半ばを過ぎているが、その話す声、笑い声は、
小学校5年生のままであった。(と私は感じた 笑)
長い時間が過ぎているはずなのに、あの頃の光景があっという間に
目に浮かぶ。
教諭として歩み出し、その至らなさを、あたたかな眼差しで
見守ってくださった各先輩方、 人間として未熟な私に、様々な経験を
させてくれた子どもたちに感謝しかない。
35年前の当たり前の日常の中で交わす会話で、記憶されたその声が、
時を超え、何気ない当たり前の日常で蘇る。
その声が、あの頃の自分を振り返らせ、今の自分を見つめ直す
キッカケになる。 これも、人生の醍醐味か。
教え子は、現在韓国に在住し、幸せな生活を送っている。
「何よりも嬉しい。」
私の所在を調べ、勇気を持って学校に電話してくれたことに
心から感謝する。