【こうちょうブログ006】8月31日(日)、公開文化祭「葵祭」 開催です!
2025年8月28日 15時20分相変わらず酷暑の毎日が続いております。そのような中、2学期が始まり一週間。始業式は、体育館に参集する形ではなく、校内放送により、校長、生徒指導部長、進路指導部長から話しをする形としました。8月31日(日)には、3年に1度の公開文化祭「葵祭」を開催します。そのため、例年より少々早めの2学期の開始でありました。そして今、本格的な葵祭の準備が行われております。生徒たちは、限られた時間と予算を駆使しながら、仲間とともに、自分たちの企画の実現に向けて作業を進めています。
一方で、昨日は、本校進路指導部による全校生が聴講する「全校進路講演会」を會津風雅堂で行いました。なかなかに、頭の切り替えが必要なスケジュールであります。講師は、福島大学人間発達文化学類 教授 佐藤佐敏 先生です。佐藤先生には、本校の教育コースの講座でも継続的にご指導いただいております。昨日のご講演では、激しく変化し予測困難なこの社会を、まさに多様な生徒たちそれぞれが、自分の人生を切り拓き、謳歌し生きていくために大切にすべきことについて、客観的情報や先生のこれまでのご経験を織り交ぜてお話いただき、数多くの示唆をお示しいただきました。
私自身、ご講演のお話しで特に強く印象に残ったのは、人が自己肯定感を高めるためには、成功体験を積むことよりも、様々な困難にぶち当たり、失敗し、何度も凹みながら、それでも何とかして困難を乗り越えることができたという経験である、というお話しです。つまり、自信を身につけるためには、失敗して凹むような経験が欠かせないのだ、というお話し。自分自身の経験を振り返ってみても、本当にそうであるなとあらためて気づかされ、まさに人生の妙、勇気をいただけた思いでありました。
文化祭も、人生も、そして、「探究」の学びも、色々思案し、悩みながら、様々な人と出会い、心を交わしながら、様々なことに気づき、やがて、自分なりの答えを見つけ出していく旅のようなもの。
新しい世界へと突き進みながら、様々な体験や気づきをするイベントである。
それは、困難さを伴うが、実は、とてもわくわくするイベントである。
是非、自分の中の「わくわく感」つまり、好奇心やチャレンジ精神、そして、自分の可能性を信じることを大切にしながら、前へ、前へ!