校長ブログ

おがっちBlog

葵高生の逞しさ

 

 先日、インターハイを目指し戦ったサッカー部・陸上競技部・弓道部・バドミントン部が、

校長室に報告に来てくれました。

 サッカー部は福島成蹊高校に延長の末1-2で敗れましたが、私立相手に最後まで粘り強く

戦い抜いた姿を誇りに感じました。

 陸上競技部は、自己記録を塗り替える活躍をした生徒が多く、6月中旬に開催される東北大会へ

弾みがつきました。

 弓道部は、男子団体で東北大会出場、女子もあと一射という戦いを見せてくれました。

(校長情報=弓道特有の所作についても、他校の先生方からお褒めの言葉をいただきました)

 バドミントン部は、自分たちのやるべきことはやったが、悔しい気持ちがあることも、正直に

話してくれました。

(校長情報=大会運営の準備等に率先して取り組む姿勢が他校の模範になりました)

 報告に来てくれた生徒たちは、ここまでやり遂げた満足感だけではなく、負けた悔しさ、

これからの抱負、進路目標達成のための切り替え等々、それぞれの想いを私に伝えてくれました。

 その顔つき、目力に、生徒一人ひとりの逞しさを感じることができた、貴重な時間となりました。

 私から言えるのは、それぞれの取り組む熱量で、全てをやり遂げた後の感じ方は違うと言うことです。

 そして、君たちには、楽しいことばかりではなく、辛い時間を一緒に共有できた仲間がこの葵高校で

できた。このことを決して忘れないで欲しい。

 「葵プライド」を見事に体現してくれた生徒に、心から拍手を送ります。

母校での思い出は、永遠に…

 5月28日(日)、快晴の中、ホテル椿山荘東京に於いて、第61回東京同窓会が開催されました。

会津高等女学校、会津女子高等学校の卒業生261名が参加し、男性も何名か参加するといいなあと

淡い期待をしていましたが、見事に全員が女性でした。(^-^*)

 まさに圧巻の光景の中、勇気を振り絞り校長挨拶を行いましたが、参加者の皆さんはとても優しく、                                                                                                              

気持ちよく本校の状況等を伝えることができました。

 懇談の時間には多くの方とお話をさせていただき、当時の部活動、先生方との交流、地元会津への想い

等々、今でも皆さんの胸中には「ふるさと会津」は確実に根付いているのをヒシヒシと感じることが

できました。

 そして、現在の葵高生が充実した高校生活を過ごせるよう、お気遣いいただきました。

 私が会の最後にお話をさせていただいたのは91歳の方でした。高校卒業後73年が経っても、

高校3年間の様々な思い出は一生の宝であり、本校で学べて本当によかったとあの頃に思いを馳せ、

話されておりました。

 現在の生徒にも、「葵での3年間で多くの経験をし、未見の我を一つでも多く見つけ出せる、

そんな教育環境を提供しなくては」と、改めて感じさせられました。

 参加していただいた皆さん、この会の準備に尽力された皆さん、本当に素敵な時間をありがとう

ございました。

 御自愛いただき、是非、来年もお会いできることを、心から楽しみにしております。

   

 

 

 

 

 

 

歴史を感じ、未来へつなぐ

 

 会津若松市内の善龍寺様に、奈與竹(なよたけ)之碑があります。

 この碑は、1868年の戊辰戦争に於いて殉節された会津藩女子の事績を顕彰したものです。

 毎年5月1日に市民有志の方々と地元住民の方々が参列し、碑前祭が開催されており、

本校なぎなた部が演武を、舞踊部が舞踊を奉納しました。

 本校生徒が、このような歴史ある碑前祭で奉納する機会を与えていただき、関係各位に

心から感謝いたします。

 本校生徒が、地域の方々から様々な機会を与えられ、その交流の中で会津を知り、会津を学び、

会津を感じることは、将来「我がふるさと」を誇りにし、社会貢献に繋がると確信いたします。

 

              

     (善龍寺様内 奈與竹之碑)           (読売新聞 5月3日掲載)

この優しさって…part2

 想像してみて下さい。

 新入生が期待と不安で入学式を迎え、入学許可を受けた後、それぞれの教室にゆっくり足を踏み入れる…

 そこで、この光景が目の前に広がったら、



 

 私だったら、嬉しくて、嬉しくて、葵高校での生活が楽しみで仕方なくなるでしょう。

 美術工芸部の生徒が各クラス3~4名の班で、作成してくれました。

 様々な表情の赤べこ、かわいいです。

 本当にありがとう。

 葵高校って、優しい学校なんです。

 「葵プライド」やっぱり、いいね!!

この優しさって…

 

 下の写真は、昨年までこのクラスを利用していた現2年生が、今年度から利用する新1年生に対して送った

メッセージです。

 実は、1年生の4クラスは1棟3階なのですが、このクラスだけが、学校内の教室配当の都合で1棟1階と

なってしまうのです。

 学年で1クラスだけ離れてしまうことへの不安を払拭するために、現2年生は、このクラス配置の良さを

見出す為のヒントを、このクラスで過ごす新1年生にメッセージとして残してくれたのです。

 新1年生は、このメッセージを読み解き、プラス思考で葵での生活を充実させているに違いありません。

 この優しさと、思いやりは、どこから生まれるのでしょうか…

 ありがとうね。

 そして、脈々と受け継がれる「葵プライド」。いいね!!

 

「満を持して」

 葵高校に着任し、2ヶ月が経とうとしています。

 生徒、教職員と共に、父母と教師の会、同窓会、そして地域の方々からの温かいサポートを受け、

何とか過ごすことが出来ています。

 このBlogをスタートするために、着々と準備を進めて参りましたが、ようやくその時が来ました!!

 皆様に親しみを持っていただくため、「おがっちBlog」と命名しましたので、気楽に読んでいただけると

有り難いです。

 これから、私自身が「葵プライド」を持って、葵高校に関係する様々な情報、葵高校の素晴らしさ、

魅力を幅広い視点で発信していきますので、ご愛顧の程よろしくお願いします。