【おがっちBlog 100】最終号 素晴らしきかな葵高等学校
2025年3月27日 13時00分いよいよ、この100号をもって、
私のblogも最終号となる。
葵高校での2年間、本当に楽しかった。
素直で真面目で、直向きに頑張ることの出来る
素晴らしい生徒、個性的集団である教職員、
学校への全面協力を惜しまない保護者の方々、
伝統の中にも新たな風を常に意識し、サポート
してくださった同窓会の皆さん、そして、
本校生徒を見守ってくださった地域の等々に
囲まれ、葵高等学校第36代校長として、
最後まで走り抜くことが出来た。
会津の地で勤務することは初めてで、この土地
ならではの風習、考え方、コミュニケーション
等々不安だらけのスタートであったが、今、私に
関わっていただいた、全ての方々に感謝しか
ありません。そして、「縁尋機妙 多逢聖因」
まさに、この言葉を思い出さずにはいられない。
縁尋機妙とは、良い縁がさらに良い縁を尋ねて
発展して行く様のこと。
多逢聖因とは、いい人に交わっていると良い
結果に恵まれる。と言う意味であり、人間は
出来るだけいい機会、いい場所、いい人、
いい書物に会うことを意識しなければならない。
このことを身をもって感じることが出来た
2年間となった。教員人生の最期の地となった
葵高校と出会うことが出来て本当によかったと
感じる。勿論、2年間の中では、いろんなことが
あった。そのひとつひとつに対応するに当たり、
常に意識したことは「コミュニケーション」で
ある。冷静に話すことで、どのように判断すれば
いいかが見えてくる。生徒、保護者、教職員が
何を伝えたいのか、何を考えているのか、
どうしてほしいのかを話せる環境作りに
尽力した。
私の考えるリーダーシップとは、こちらから
話したり、言い聞かせたり、指導したりする
ことではなく、相手が話せる雰囲気を醸しだし、
聞いた内容から、相手を尊重し、気持ちを理解
した上で判断し、行動できることである。
松下幸之助氏は、「人間。9割は自分でどう
にもならない運命の下に生きている。その運命
を呪ってはいけない。喜んで受け入れる。
すると、運命がよくなる」と言ったという。
今居る場を意に沿わないと呪っていると、
ますます悪循環に陥る。与えられた環境に
不平不満を言わず、その中で精一杯努力を
重ねていくと、運命は必ず良くなっていく、
と言うことだろう。
葵高校の校長として、本校生徒の計り知れ
ない可能性を引き出し、組織としての改善点
を修復することに集中し、実行してきた。
その中で、教職員と共に、生きている学校
の中で起こる様々な案件に向き合い、悩み、
苦しみ、笑い合った2年間を過ごすことができた
ことは、私の誇りであり、自己肯定に繋がる時間
として、記憶に残ると確信する。
学校を取り巻く環境は、今まで以上のスピード
で変化し続ける。葵高校がその変化に柔軟に対応
し、教育の「不易流行」を忘れず「自立・自学」
を身につける生徒の育成が出来る学び舎になる
ことを、私は、葵高校に深く関わった者として、
見続けていきたい。
そんな希望と楽しみを与えてくれた場所。
「素晴らしきかな葵高等学校」に心から敬意と
感謝を伝えたい。
さようなら。葵高校。
追伸
~blogを読んでいただいた方々へ~
拙い文章ではありましたが、本校生徒の
日常と頑張っている姿が伝わり、さらには
教育について考えるきっかけになっていれば
幸いです。今後とも、葵高等学校をよろしく
お願いいたします。
ありがとうございました。