【こうちょうブログ002】「困難の中にこそチャンスがある」
2025年4月10日 14時00分
「困難の中にこそチャンスがある」
「困難は成長である」
これは、物理学者、アルバート・アインシュタインの言葉です。
「困難な状況」とは、つまり、「自分にできるかどうかわからない未知のことをしなければならなくなった時」だと捉えれば、そこを必死で突破しようとする時こそ、私たちが新たな成長を遂げることができるチャンスの時なのだという論理は、納得がいきます。
昨日、ようやく全学年そろっての対面式では、生徒会長からの、まだまだ不安そうな面持ちの新1年生に対する実に心のこもった言葉、そして、新入生代表からの、緊張しつつも、しっかりとした挨拶がありました。
それを聞きながら、生徒たち一人ひとりが、本校での貴重な日々の中で、おそらく向き合うことになる、様々な試練に負けず、むしろそれを糧にしながら、それぞれに、たくましく、しなやかに成長を遂げていってほしいと心から願っておりました。
私自身、高校時代を振り返ると、苦難なことや試練と感じるようなことはたくさんあり、時折、孤独感や挫折感を味わっていたように思います。
成績のこと、人間関係のこと、自信が持てない自分、進路、なんとなく常に漠然とした不安、等々…。
むしろ、それを感じる時の方が多かったなと思います。
その時は、地獄の気分であったわけですが、今になって考えると、その苦みがあったからこそ、自分なりに成長することができたのだと理解することができます。
当たり前ですが、誰しもが、それぞれの人生の途上です。
「人はなぜ、このような苦難の連続の人生を生きなければならないの?」
そんな問いに囚われてしまうような時もあります。
それは、おそらく、自分が成長するために必要な試練だからこそ与えられているのだと…信じます。
生徒諸君!
生徒会長が言ってくれたように、失敗は成功のもと。
失敗を恐れず、必要以上に不安に囚われないようにしながら、とにかく、貴重な「今」をしっかりと生きることに集中して、前に進んでいきましょうね!