学校長あいさつ

  ごあいさつ                                                          
                                                                          福島県立葵高等学校長 和田直也 
  
 この度、葵高等学校長として着任いたしました和田直也でございます。会津の地に根ざし、地域に守られ育まれてきた輝かしい歴史と伝統を携えている葵高校での職務に就くに当たり、私自身、あらためて身が引き締まる思いであります。これまでの歴史を通して、様々な方々に支えられ培われてきた本校ならではの校風と気概を大切にしながら、次代を担う人を育む学びの充実を目指して参りたいと存じます。

葵高校は、明治425月に会津高等女学校(後の会津女子高等学校)として創立され、以来各界で活躍する人材を多数輩出し、会津の中心校としてその役割を果たして参りました。平成14年度の男女共学化により、現在の校名に変更されましたが、「葵のように」まっすぐに大空に向かう凜とした生徒の姿は、創立以来脈々と受け継がれています。今、社会の激しい変化の中で、学校教育の在り方にも変化が求められています。本校の校章や校歌に込められた「葵のように、今をまっすぐに生きる。」という思いは、混迷の時代と言われる今だからこそ、様々な困難を乗り越えていくしなやかな力を身につけていくことの大切さを教示してくれていると感じます。

本校の学校経営・運営ビジョンに掲げるスローガンは「私の選択には、意志がある。」であります。人が生きる上で必ず向き合うことになる多様な課題に対して、自らの意志を持って、主体的に考え、判断し、行動する、そんな気概を持って生きる人の姿勢を本校が目指す教育の象徴としているのだと捉えます。様々な活動に真摯に取り組む、無限の可能性を秘めた生徒たちと共に、教職員一同、豊かな人間性と社会性を備えた人を輩出することを目指し、本校教育の新たな歴史を紡いで参りたいと存じます。
 今後とも本校の教育活動に対しまして、変わらぬ御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げ、あいさつといたします。(令和7年41)
 

校長ブログ

【こうちょうブログ002】「困難の中にこそチャンスがある」

2025年4月10日 14時00分

「困難の中にこそチャンスがある」

「困難は成長である」

これは、物理学者、アルバート・アインシュタインの言葉です。

「困難な状況」とは、つまり、「自分にできるかどうかわからない未知のことをしなければならなくなった時」だと捉えれば、そこを必死で突破しようとする時こそ、私たちが新たな成長を遂げることができるチャンスの時なのだという論理は、納得がいきます。

昨日、ようやく全学年そろっての対面式では、生徒会長からの、まだまだ不安そうな面持ちの新1年生に対する実に心のこもった言葉、そして、新入生代表からの、緊張しつつも、しっかりとした挨拶がありました。

それを聞きながら、生徒たち一人ひとりが、本校での貴重な日々の中で、おそらく向き合うことになる、様々な試練に負けず、むしろそれを糧にしながら、それぞれに、たくましく、しなやかに成長を遂げていってほしいと心から願っておりました。

私自身、高校時代を振り返ると、苦難なことや試練と感じるようなことはたくさんあり、時折、孤独感や挫折感を味わっていたように思います。

成績のこと、人間関係のこと、自信が持てない自分、進路、なんとなく常に漠然とした不安、等々…。

むしろ、それを感じる時の方が多かったなと思います。

その時は、地獄の気分であったわけですが、今になって考えると、その苦みがあったからこそ、自分なりに成長することができたのだと理解することができます。

当たり前ですが、誰しもが、それぞれの人生の途上です。

「人はなぜ、このような苦難の連続の人生を生きなければならないの?」

そんな問いに囚われてしまうような時もあります。

それは、おそらく、自分が成長するために必要な試練だからこそ与えられているのだと…信じます。

生徒諸君!

生徒会長が言ってくれたように、失敗は成功のもと。

失敗を恐れず、必要以上に不安に囚われないようにしながら、とにかく、貴重な「今」をしっかりと生きることに集中して、前に進んでいきましょうね!

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【こうちょうブログ 001】初投稿!

2025年4月9日 15時32分

着任して、初めての投稿です!

前任の尾形校長先生から引き継いで、葵高校長として日々感じた雑感などを、少々カジュアルにお伝えできればと思います。どうぞ、お気楽にお読みいただければ幸いです。

昨日、入学式を執り行いました。やはり、大きな環境の変化の中で、緊張した面持ちの新入生でありましたが、それぞれにしっかりと前を向き体育館に入場してくる生徒たちの様子から、直向きで真摯なパワーを受け取りました。  

今年度本校に着任した私自身、本校ならではの教育として積み上げられてきたものについて、咀嚼し真に理解しなければと注力中です。言葉の表面だけではなくそこにある意志をしっかりと捉えたい、そんな思いです。

着任してから10日が経とうとしていますが、本校の同窓会や保護者と教師の会の役員の方々とお会いし、様々な学校に寄せる思いをお聞かせいただきました。この会津の地に根ざし、地域に守られ培われてきた本校の歴史と伝統の重みをひしひしと感じています。

多くの方々の情熱に支えられてきた本校ならではの校風と気概をしっかりと守りつつ、時代に応える新しい風も起こしていきたいと感じています。様々な御意見をいただきながら、前に進んで参りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

早く、こんな鶴ヶ城を眺めたい!

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校長ブログ(おがっちBlog)

「満を持して」

2023年5月29日 16時05分

 葵高校に着任し、2ヶ月が経とうとしています。

 生徒、教職員と共に、父母と教師の会、同窓会、そして地域の方々からの温かいサポートを受け、

何とか過ごすことが出来ています。

 このBlogをスタートするために、着々と準備を進めて参りましたが、ようやくその時が来ました!!

 皆様に親しみを持っていただくため、「おがっちBlog」と命名しましたので、気楽に読んでいただけると

有り難いです。

 これから、私自身が「葵プライド」を持って、葵高校に関係する様々な情報、葵高校の素晴らしさ、

魅力を幅広い視点で発信していきますので、ご愛顧の程よろしくお願いします。