12月14日(土)、本校で2学年による「葵ゼミ」発表会が行われました。
1学年は先輩たちの発表に真剣に耳を傾け、来年度自分たちの発表の糧にするべくたくさん質問をしている姿が印象的でした。
事後アンケートでも、先輩たちの発表を受けてやる気に満ちた意見を答える生徒が多く見受けられました。
来年度の発表に向けて今から頑張っていってほしいと思います。
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発表の様子を聴く1年生① |
発表の様子を聴く1年生② |
発表の様子を聴く1年生③ |
10/11㈮、10/15㈫~18㈮は葵ゼミ週間でした。
10/11㈮「福島の将来を一緒に考えよう」内堀知事が来校し、福島県総合計画をもとに福島や自分の将来について考えるための特別授業が行われました。
10/15㈫「対話を通した思考の整理」生徒同士、いまどのような内容で探究活動に取り組みたいのか、互いの思いを話したり質問したりしながら、自分の考えを整理しました。
10/16㈬~18㈮「対話を通した思考の整理」校内外のおとなに、いまどのような内容で探究活動に取り組みたいのかを話し、質問やアドバイスを受けながら、自分の考えを整理しました。
5日間、計10時間の探究活動を通し、それぞれの探究課題やその仮説が決まりつつある様子です。
24日㈮の葵ゼミでは、一般社団法人Bridge for Fukushima代表理事 伴場賢一さんをお迎えし、水平思考ワークショップを行いました。
★生徒振り返りより
●りんご一つについてでもたくさんの見方や考え方、捉え方があって面白かった。自分の見えてた視点はとても狭くまだまだ色んな見方があることに気づいた。●自分ひとりじゃでてこなかった意見がたくさん出てきたし新しい知識も増やすことができた。世の中にはまだまだたくさんの疑問があるんだなってことに気がついた。●問題だと正解と間違いがあるけど、探究には間違いがなく確実な正解もないことが面白いと思った。●単語や出来事などに関連付けて広がっていくのがすごいと思った。今後もひとつのことだけでなくそこから関連することも考えて生活していきたいと思った。●りんごという題から様々な意見が出てきて、その多くが自分が考えもしなかったようなものだったので、とても面白かった。疑問に思ったことをその場でなあなあにするのではなく、一旦まとめて後々調べるという行為がとても有用であると気づいた。
17日㈮の葵ゼミです。
生徒は自身が興味の持ったニュースや新聞記事を携え、自身の興味・好きなもの(WILL)と、世の中の困りごと・改善したほうが良いこと(NEED)を掛け算し、自身の探究課題の種まきを行いました。
生徒たちは、自身の好きなものを前回行ったウェビングマップなどを活用しながら埋めていき、調べてきた記事などと組み合わせていきました。班内で記事を共有する場面も見られ、最初はNEEDとは何だろうと疑問に思っていた生徒も協力しながら書き進めていました。
掛け算の場面では、班内で違う見方・考え方をしている人もいることに気づき、様々な答えに行き着くことを発見した生徒もいたようです。
生徒に交じって活動していたおっきいお友達からの、「掛け算が楽しかった!こどもたちも結構考えているんだね」という言葉が嬉しかったです。
26日㈮の葵ゼミでは、探究の種まきと称して、ウェビングマップを作成しました。
好きなもの・こと、楽しかったこと・わくわくすること、最近気になること、やってみたいことについて枝を伸ばしました。
また、世の中の解決・改善が必要なことについて枝を伸ばしました。
次回の葵ゼミまでに新聞を読んだり、書籍を読んだりして考えを深め、自分の興味関心と世の中の解決改善が必要なことやものを掛け算して、自身の探究課題を検討していきます。
本校の総合的な探究の時間「葵ゼミ」では、生徒一人一人が個人探究に取り組んでいます。一部「ミッション」と称された地域の方々からの課題に対して解決策を探究していく企画に参加している生徒もいます。
会津最古の商家建築であり、国登録有形文化財の「竹籐・たけとう茶屋」のオーナー笠間さんにサポートして頂きながら、『若者に商家建築に興味を持ってもらうためには?』という課題探究に取り組む生徒たちが、17日(日)にスイーツプレートフェアを企画運営しました。
たけとう茶屋で提供している、会津のこだわりを詰め込んだスイーツ7種とドリンクバー、当初30名の予約枠でしたが、大盛況につき急遽枠を広げたそうです。企画した生徒によると、予想していた年代の来客が少なかったそうですが、少人数でも高校生が足を運ぶきっかけをつくることができたようです。今後、来店された方のアンケートを分析し次の行動に繋げていきます。
取り組みについて、23日の福島民報さんと25日の福島民友さんで報道されました。また、26日㈫18時15分~19時に福島中央テレビさんの「ゴジてれChu」で報道されます。
今年の1年生は積極的な生徒が多いようで、10月の葵ゼミ週間以降、「アンケート調査をしてみたいです」「先輩にインタビューしてみたいです」「おとなと対話したいです」などなど、相談を受けます。嬉しい限りです。
せっかくの探究活動です。インターネットでの情報収集にとどまらず、実際に行動してみてわかる「気づき」を大事にして欲しいものです。
11月10日(金)の葵ゼミは、一般社団法人法人Bridge for Fukushima代表の伴場賢一さんをお招きしてワークショップを行いました。
探究週間で繰り返し対話を行った1年生。探究の主軸となるキーワードが決まりつつある状態です。
アップルワーク(リンゴから連想し、発想を広げる)を通して、たくさんの気づきがあったようです。
【振り返りより】
・少し角度を変えて考えるだけで新たな発見が、疑問が生まれることを知りました。
・りんごと経済を繋いでみて、色んな視点で見れることができた。りんごの値段や税金、生産額、輸出入についてなど沢山広げることができて面白かった。増税は本当に効果があるのか、りんごだけでなく、他の食料や物などの税金についてもっと知りたくなった。
・「りんご」から膨大な量の情報が溢れていて驚いた。いくつかの事柄が関連しあっていることなどは自分の探究の際に経験値としていかせるとおもう。
・いつも身近にあるリンゴについて書き出すと、理科の知識だったり、社会の知識だったりと色んな視点から見ることで全然違う発見や気付きがあることを知りました。
・りんごを例にとって探究の課題を見つけることが印象的でした。理由は僕自身もまだなぜ?という問いを出しやすくする練習になったと思ったからです。