【おがっちBlog49】人として
この時期、私は全ての先生方と面接を行って
いる。その中で、日頃先生方の感じている事や
教育活動について様々な話しを伺うことができ、
校長としては非常に楽しみな時間である。
面接も終盤に差し掛かかり、先生方と話し、
一人になって暫くすると、ある歌が脳裏を
過ぎった。
その歌は、海援隊の「人として」
海援隊というグループを、生徒諸君で知って
いる人は少ないと思う。ボーカルは、武田鉄矢氏
調べてみれば、きっと「この人」って
なるかな??
そのメロディは優しく、聴く人の心にスッと
入り込む感じがする。そして、その歌詞は、
遠くまで見える道で 君の手を握りしめた
手渡す言葉も 何もないけれど
思いのままに生きられず
心に石の礫(つぶて)なげて
自分を苦しめた 愚かさに気付く
私は悲しみを繰り返す そうだ人なんだ
人として人と出会い
人として人に迷い
人として人に傷つき
人として人と別れて
それでも人しか 愛せない
夢を語り合えばいつも
言葉はすぐに 途切れてしまう
膝を抱えて うつむくことばかり
鳥のように生きたいと
夕空見上げて佇むけれど
翼は愚かな あこがれと気付く
私は大地に影おとし 歩く人なんだ
人として人と出会い
人として人に迷い
人として人に傷つき
人として人と別れて
それでも人しか 愛せない
それでも人しか 愛せない
何故、この歌を口ずさんだかは自分でも
わからない。教員という仕事は、「人として」
どうあるべきなのか?最終的には、ここに、
辿り着くのではないか。人との関わりの中で、
様々な感情と向き合い、コントロールし、
なんとかバランスを保つ。教員という仕事に
就きながら、「人として」の在り方を模索し
生きていくのである。
生徒諸君にも是非、この歌を聴いて欲しい。
【Jアラートが鳴った場合】
国民保護ポータルサイトの記載に従って、落ち着いて行動してください。
特に登下校の際に作動した場合は、十分に安全を確認した上で行動を開始してください。