校長ブログ

【おがっちBlog73】同窓生の想い

 先日、第112回会津女子高等学校・葵高等

学校同窓会総会が開催された。今年の

参加者は154名(内男性1名)。これからの

同窓会の在り方について、様々な意見が

出された。歴史と伝統があるため、同窓生の

皆様の本校に対する想いは強い。

 コロナ渦からのリスタート、更には新城

新会長となり、同窓会活動も今まで以上に

活溌になるのではないかと感じた。ただ、

男性の参加者をどのように増やしていくか、

毎年卒業生各クラスから選出される学年幹事の

活動について等々が懸案事項としてあげられる。

 いずれにしても、本校発展の為には同窓会との

連携は必要不可欠であり、今後も随時話し合いを

継続していきたいと考えている。

 そんな中、6月に葵高校の卒業生男女1組、

7月に卒業生の男性1人が校長室を訪れた。

 1組は、高校時代から交際を始め、この度、

結婚することになった2人である。式の中で

2人にとって思い出が詰まった葵高校の大切な

場所を撮影し映したいということで、許可を

得に来たのである。

 もう1人も結婚が決まり、相手が葵の卒業生

で、式の中で彼女にサプライズ動画を作成し、

映したい。その動画に2人が過ごした葵高校

の教室等を入れて、驚かせたいということで、

こちらも撮影の許可を得に来たのである。

 会津女子高等学校から葵高等学校に名称が

変更され、男女共学校として発足したのが

平成14年。それから22年の時が流れ、今年

このような依頼が連続で舞い込んだ。

 葵高校が、卒業生にとって、青春時代の

記憶に残る、大切な場所になっている。これは、

会津高等女学校、会津女子高等学校の卒業生の

皆様にとっても同じなのではないかと感じて

いる。先日の同窓会総会でも、「皆さんに

とって会津女子高等学校、葵高等学校は

今までも、これからも母校であることに

変わりはありません。いつでも学校に来て、

今の生徒たちを見てください。」と話しました。

 今、葵高校で生徒と共に過ごしている我々は、

今までとこれからを繋ぐ大事な役目を担って

いることを改めて自覚しなければならない。

 それぞれの結婚式で映される動画がどのように

編集されたのか、どれだけ盛り上がって、彼女を

感動させるのか、気になって仕方がない。

 (^-^*)

 どうぞ、お幸せに!!