校長ブログ

【おがっちBlog37】憧れるのをやめましょう!

 「憧れるのをやめましょう!」

 この言葉は、大谷翔平選手が2023ワールド 

ベースボール クラッシックの決勝、アメリカ戦

直前に日本選手に語りかけたものである。

 憧れの人物がいることは素晴らしいが、

今回の場合、その気持ちを持つことが、

勝つんだと言う気持ちの壁になることを

払拭した、名言だと感じた。

 大谷選手は、今年、野球の聖地アメリカ

大リーグで2度目の最優秀選手となった。

(因みに、大リーグで最優秀選手になった

日本人は、イチロー選手と大谷選手しか

いないし、2度の獲得は大谷選手のみ)

 この快挙にアメリカのニューズデー紙の

エリック記者は、大谷選手に関する最大の

賛辞は、選手たちからの声だと話す。

 メジャーで戦う選手たちが同世代の選手に

畏敬の念を抱くことは凄いことだが、他の選手

たちが大谷選手について語っている声を聞くと、

まさに全員が畏敬の念を抱いている。

 そのような選手はごくわずかであり、その中

でも、大谷選手への尊敬の気持ちはップなのだ

そうだ。

 また、大谷選手の花巻東高校時代の恩師である

佐々木洋監督は、

 大谷選手が「目指していること」と「そのため

にやらなければならないこと」を一致させ、

夢を遙かに超えて実現していく。彼は子どもたち

にグラブを与え、更にこれからは夢を与えていく

ことだろう。

 運命を決めるのは、今までの「歴史」ではなく

その人の「選択」であり、「決断」だと思い知ら

される。

 と語っている。

 葵の諸君、君たちのたった一度の人生、

どうか、この葵で仲間を増やし、刺激し合い、

たくさんの経験から、悩み、苦しみ、考え、

そして決断、行動できる人間になってみないか。

 自分自身を認める為に。

 自分自身を愛する為に。

 自分自身で生き抜く為に。